えんどうまめの冒険

能天気に生きているアラサー。舞台オタクでジャニオタ。片田舎で絶賛婚活中。

強運の持ち主

筆が乗ったのでもう一つ書こう

 

今日は瀬尾まいこさんの「強運の持ち主」を読みました。

 

 

強運の持ち主 https://www.amazon.co.jp/dp/4163249001/ref=cm_sw_r_cp_api_dWsExbJ449WC4

 

瀬尾まいこさんの本を読むのは3冊目。

言葉選びがおしゃれで繊細な感じがしてとっても好きなんだけど、今回の作品はあんまり言葉選びが独特ではなかったなあ。

そういう意味では「卵の緒」がとても素敵でした。

 

 

強運の持ち主は、主人公が占い師に転職してそこで起きることの話。

「占いは人の背中を押してあげるもの」だそうで、たしかに占いなんて当たるも八卦当たらぬも八卦で、占いに行きたい!って思ってる時は、だいたい背中を押してほしい時だなあと思う。

なんか運が悪い気がする、私の未来は大丈夫なのかな?っていう不安をこうすればいいよって教えてもらいたくて行くんだよな〜

主人公はかなりのインチキ占いなんだけど、それでも人の背中を押してあげられて、その人の気持ちを軽くできるっていうことが行く人にとっての意味なんだなあ〜

不安で知りたくて占い行って、仕事どうですか?って聞いて、あー無理ですね、終わりですねもう3年はいいことないと思いますよ!

って言われたら絶望するもんね(笑)占いに行くって超苦行じゃん、、って思うもんね。

 

占いでどんな未来が出ても、周りに人がいて、助けてもらいながら、未来を自分なりに受けとめることが大事だなって気づかせてくれる話でした。

なんか『物事は捉え方』なんて当たり前に知ってるんだけど、気がつくと全然柔軟に考えられてなかったりとか、考え方が凝り固まって、これだ!!って決めつけてそうとしか受け止められてなかったりとか、ふわあ〜っといろんなものが柔らかく捉えられた気がしました。

 

気がつかないうちに、なんでも硬くなるもんで、考え方とか、気持ちとか、動きとかぜんぶ知らないうちに凝り固まっていくよね!

自分はこう捉えたからこれしかないんだ、ってガチガチに自分を縛ってることがよくあるなあって読みながら考えました。

 

本当はそんな風に生きたいわけじゃないんだけど、なんでか知らないうちにそうなってんだよな〜!

私の本質なのかな?

でも、こうして本を読んだり、人に会って話を聞いたりすることで、あっ!て気づけるんだよな。でもそれすらたまに忘れてるの!

で、誰かに会って話をしてるうちに、アッ!!私また答えはこれしかないっておもってた!!けどそういう風に動いてもよかったんだ!だってダメって言われてないじゃんね?何故気がつかなかったの?!

ってなるんだよな〜!どなたかたまに私に教えてください。それだけじゃないよって。

人生の中でどうしても決められてるルールって結構少ししかないもんで、案外自分で勝手に思い込んでるルールの方が多いかもしれないな〜。

 

今日このタイミングでこの本を読んだことにも意味があるのかななんて思いました。

 

 

読みやすくて2時間くらいで読めました。難しいこと考えたくないときにおすすめ。

 

 

 

話は変わるけど土曜日行った定食屋さんに、

「笑って過ごすのも一生、泣いて過ごすのも一生」

っていう暖簾がかかってたけど、別に泣くことが悪いんじゃなくて、泣いたことに対して納得できるまで突き詰めてスッキリすることが大事だなと思います。

 

さっきの仕事のブログにがんばるぞって書いたけど、まだ自分の中で頑張る理由に納得できてないからかなーり言葉が薄っぺらい。

やっぱり、自分が納得してることじゃないと気持ちはついていかないなあ〜〜〜!

がんばるぞって言ってるけど全然頑張る気起きないもんね(笑)

 

20代女子らしく空の写真なんか載っけて、若い感じ出していこう!

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